
新型コロナウイルス
感染症からカラダを守り 感染を広げない
【新型コロナウイルスとは】
ウイルス性の風邪の一種です。発熱や喉の痛み、咳が長引くこと(1週間前後)が多く、強い怠さ(倦怠感)を訴える事が多いのが特徴です。
飛沫感染(くしゃみ、咳でウイルスが飛び散り他の人が吸いこんで感染)と接触感染(感染者がウイルスの着いた手で周りの物に触れ、他の人がそれには触れ自分の口や鼻に触れ粘膜から感染すると言われています。
【感染しないために】
家の中に“ウイルスを持ち込まない
専門家によると、アルコール消毒液がなくても、「せっけん」や「家庭用の中性洗剤」に含まれる「界面活性剤」に期待ができるそうです。「新型コロナウイルス」は、「SARSウイルス」とよく似ていて、共通して「エンベロープ」という「脂質の膜」があります。アルコールは、この「エンベロープ」を壊して、ウイルスの感染力を無くしますが、「SARSウイルス」には、「界面活性剤」で同じ効果が確認できたと、国立感染症研究所が発表しています。今回の「新型コロナウイルス」では、まだ実験で確認されてはいませんが、同様の効果が期待できるということです。
【外出中に感染しない】
「布製マスクは、ハンカチと同じ」と思ってください。せきエチケットとして、せきが出る時に飛沫が飛ばないように使うなら、差し支えありません。専門家によると、マスクは「感染した人がウイルスを拡散するのを防ぐ」のが主な目的で、「感染していない人が予防する効果」は限定的とのこと。ウイルスは「目」からも感染する可能性がありますし、手で目・鼻・口を触ることで感染することもあります。手洗いをしっかりすることの方が、感染を防ぐためには重要です。外出で避けるべき場所は、「空気が入れ代わりにくい場所で、多くの人が近くで話し続けるような環境」。空気の入れ替えが出来ているような場所は、怖がり過ぎなくていいそうです。
【日常生活で気をつけること】
1)手洗いをしっかり行う 石鹸やアルコールを使用
2)咳エチケットを行う
咳やくしゃみを手で押さえると、手にウイルスが着い
てしまい、感染を広げてしまいます。マスクを着する
ティッシュ、ハンカチを使う、急な咳やくしゃみは
腕の内側で口を押える。
3)カラダの免疫力を高める
しっかりと睡眠をとり、適度な運動、バランスの取れ
た食事をする心掛ける。
4)できるだけ人ごみを避ける
必要の無い外出や、人混みをできるだけ避ける。
5)体調が悪い時には無理をしない
風邪の症状や発熱がある時には、微熱であっても無理
をしないで自宅で休養しましょう
6)部屋はこまめに換気を
【家族にぐあいの悪い人が出たら】
◉具合の悪い人は別室に
◉本人と世話をする人はマスクを着用
◉部屋の換気をする
◉食事は → 別の部屋で 食器の共有は避ける
◉洗濯は → 一緒でOK
◉入浴は → 入る場合は 具合の悪い人が最期 触れたところは掃除
【つらいときには相談を】
◎風邪の症状や37.5℃異常の発熱が4日以上続いている
◎強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある
※高齢者や基礎疾患のある方は、上記の症状が2日程度続
く場合
『帰国者 接触者相談センター』は全ての都道府県で設置しています。
一般的なお問い合わせは
厚生労働相相談窓口
電話番号 0120-565653
受付時間 9:00~ 21: 00


